神楽坂(若狭街道)
南丹市美山町〜日吉町 2012/01/14
その昔、京都から舞鶴へと続く道は若狭街道で始まる。
京都→鷹ヶ峰→京見峠→緑坂峠→漆谷峠→神楽坂→鶴ヶ岡から田辺街道へと分岐→
洞峠→鬼住峠、そして田辺に到着する
また、京都から丹後へ行く道もこの道を使っており、歴史的に名のあるお方も歩いた記録が残っている
と!いうことで・・とりあえず今回!神楽坂を歩いてみた!
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神楽坂へ向かう途中、街道沿いを車で走っていると道標を発見!
「左 京みち 右 ゑびさか」 「右 妙見道」 と書いてある。妙見道??どこだ?調べてみよう。。
美山町原側から調査開始!
神楽坂さすがに歴史ある街道だけにわかりやすく案内板があった。ほんとにすばらしい。
PM 2:44 出発前の記念写真! 今回の探検仲間はYAっちゃんだ!
この光景をみた瞬間!「すごい!」数百年間その姿をほとんど変えていない
今から体験する古道を想像するとわくわくこみあげてきた!
神楽坂峠の名の由来は「室町時代、この辺りに火災が頻発し、9月9日の道祖神社例祭において、愛宕山を拝する場所があるので、
その場所に拝所を設けて神楽を奏し愛宕明神に祈願すれば、以後は火難を免れることができるという御託宣があり、拝所を求め原村南方の峠にその場所見つけ、
鳥居と神楽堂を建てて神楽を奏し祈願したところ、火難は鎮まった」ということらしい。。です。
この道ならまず迷うことはないだろう
舞鶴近辺で古道峠を探し歩きまわっているがここまでの古道は見たことがない!
今で言う京都から舞鶴へ続く国道の役目をしていた道だけにかなり深く掘られ背丈ぐらいはある。
峠頂上が近くなった辺りから急に勾配がきつくなってきた!
この峠は道で迷うことがまずないのでGPSの出番があまりない・・・・
PM 3:13 神楽坂頂上の林道に到着! 約29分で到着した。
この林道は、隣の古道「海老坂」につながっている。きっと林道でバイクなどで遊ぶ
人達にとってはたまらい道だとおもう!
とりあえず記念写真! タイマー押した瞬間!すべって転んで TIME OUT!
ここから日吉町佐々江側に降ります
おじぞうさん発見!またしても首がない!峠の頂上にあるお地蔵さんはなぜ首がないのだ??
何か書いてある・・
検証中! わからない。。。
やはり佐々江側もりっぱな古道がのこっている!
快適だ!るんるん♪
また違う季節にもぜひ歩いてみたい
ゥッ??。確かな道だが何か歩いてきた古道の空気が変わった気がするぞ・・とこの時感じていた
ゥッ・・?道が直進すぎる?なんか植林あっての道で道があっての植林?
植林のための道のような気がしていた
しばらく進み左を見ると、古道らしき地形を発見した!「なにーっ!」やはり予感が的中していた!
一本道が続いていたので何の疑いも無く歩いてしまっていた!GPSで確認すると、いつの間にか大きく迂回していた!
おそらく違う時代の道だと推測するが、明らかにこちらの方が古い時代の道である。とりあえずこの場所をGPSにマークしておいた
どこに分岐点があったのだろう?・・・
だんだん車の音がきこえてきた。
おおっ!何か水を発見!
中はこんな感じ! ぞくに言う「一杯水」というやつであろうかな?
昔、峠を越す前の水飲み場であろうか?
下山完了!
ムムッ!? またしてもおかしな事に気が付いたぞ!本来峠道はトンネルの左にでるはずなのだが、なぜか右に出てしまった。??
悩んでいる・・・・・・
とりあえず「神楽坂越え記念写真」!
本来の峠道の取り付きを探そうとトンネルの反対側を調査!
GPSによるとここが取り付きのようだ!
調査終了! デポってきた車まで・・・・
トンネルという物はほんとにすごい!あらためて感じた!
今歩いてきた、 ぐねぐねのぼりくだりの道 = 直線で平な道
日吉町と美山町の境である
車までもどってきました!
京都まで続く古道、若狭街道、次回は茶呑峠、緑坂を調査します!
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