立山縦走
11/08/16.17
雷鳥沢キャンプ場〜雄山〜大汝山〜真砂岳〜別山〜剣御前〜雷鳥沢キャンプ場
の計画でしたがあまりの悪天候の為に、真砂岳・別山の側を歩きましたが山頂までは断念しました。
登山前、頭に描いていたのは、NETで見た、すばらしい絶景だけだった!
あの景色を生で見られる! 高鳴る鼓動を抑え切れずにいた!
そして実際登ってみた
しか--し!
岩と石コロしか見えない・・・・! 視界数メートルの世界! 吹き飛ばされるぐらいの風と雨!
そこに雷鳥が現れた! ウォォ--今確かに立山にいる!・・実感しました。
普段低山をメインに歩いている僕にとって、森林限界を超えた世界はすべてにおいて新鮮で楽しかったです!
今後の課題も見え、機会があれば再度チャレンジしたいです!
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全体歩行MAPです!反時計回りの
雷鳥沢キャンプ場〜雄山〜大汝山〜真砂岳〜別山〜剣御前〜雷鳥沢キャンプ場
トラックポイントです!
立山登山 PACKING LIST! あと500Gは落としたい・・・・・・。
駅の駐車場がいっぱいだったので少し離れた所にから歩きました
立山駅に到着!ここからケーブルカーとバスに乗り室堂までいきます!
ケーブルカー到着!貨車付きケーブルカーは日本でここだけだそうです!
黒部ダム建設時にずいぶん活躍したそうです。
美女平でケーブルカーを降り、バスで室堂へ向かいます!
室堂に到着!一気に標高2450Mまで来ました!さすがに少し寒い!
湖と立山連峰!
室堂から雷鳥沢キャンプ場へ向かう途中!地獄谷!
地獄谷のガスは本気でやばいと感じた! ニオイがすごい!目が痛い!肌がピリピリ痛くなる!
立ち止まらず速やかに通過してくださいの看板があちこちに・・・・・
地獄谷を過ぎたら、雷鳥沢キャンプ場が見えてきました!
キャンプ場に到着! 大日岳方面に向かう人たちです!
アライ・スーパーライトツェルト設営完了! 設営途中強い雨風に襲われた!
そのお陰でシームが必要な箇所が判明し早速帰宅後に実行したい!
雨も上がったところで、夕食の準備!
アルコールストーブにこだわる JUNくん! いい感じの食事に出来上がった!
僕のメニューはマーボー丼!レトルトを使い、茹でるだけでOK!
いたって簡単! でも重い! でもウマイ!
お菓子の袋もパンパン! 高い場所にいることを実感します!
夕食を終えた頃、あわただしくしている人達がいた・・・・橋からの転落事故です。
情報によると 8/8からこの周辺の山では1日に1人が亡くなっているそうです・・・
安全最優先を改めて肝に命じた!
夜のテント!残念ながら星が見えなかったので変わりに自分のテント撮影・・・・・!
テントの中・・・ホットウイスキーで乾杯!
しめのコーヒー! 明日登る山、楽しい話でいっぱいだ!
初ツエルト泊!
どれぐらいの結露が出るのかまったく想像出来ないのでとりあえずシュラフを守るため真ん中で寝る事にした!
広さ的には、ツエルト内フレームを使う事により縦横高さにかなりの余裕があります。
朝、雨の音で目が覚めた! なんてことだ!降水確率0%だったのに・・・・・ しかも熱くてへそを出して寝ていた
結露ほとんど無し! シュラフのダメージ無し! フライシートの効果が強いと思われる!
朝食は、またまたレトルト! 親子どんぶり!
朝食を済ませいよいよ立山縦走に出発!
歩き始めて 30分 テント場がずいぶん遠くになった!
一ノ越の手前辺り!いよいよ雲の中へ突入!
かなり強い雨・風に襲われる!
無事、雄山山頂に到着! ちょっと高いココア! 最高だ! 旨い!
今日は悪天候の為、神社参拝は中止のようだ!
再び、嵐の中に突入! 大汝山山頂に到着! もう笑うしかない!
イエーイ! 人生初の 3000M!
景色がまったく見えない・・・こんなはずでわ・・・・これでは近所の山と変わらないではないか!
雷鳥だ!
しかも ツガイでいる!
頭が赤いオスと茶色のメスだ! 今、確かに立山にいる! 雷鳥が教えてくれた!
なんて風だ-!
なんとなく、あの世の風景ってこんな感じ? って思えてきた!
その状況を動画で撮ってみた! 解説しているが声がまったく聞こえない!
別山山頂に向かう岐路に来た! この状況では無理! ウムム?そう言えば・・・・
大汝山までは他の登山者がいた! しかしそれ以降だれにも出会わないぞ! どういうことだ?
たしかこの辺りは、数年前、8人の方が亡くなられた場所だ・・・やはり強風の時はみんな避けるのだろうか?
トウヤクリンドウ(当薬竜胆、学名:Gentiana algida)はリンドウ科リンドウ属の多年草の高山植物。
北海道〜中部以北の高山帯の砂礫地や草地に生える。高さは10〜25cm。花期は8〜9月上旬。
茎の先に長さ3〜4cmの花を2〜3個つける。花は淡い黄色なのが特徴的であり、花弁には緑色の斑点がある。
名前のトウヤク(当薬)は薬草になるセンブリのこと。トウヤクリンドウも胃薬になることから付けられた。
12:03 お腹が空いてきたので行動食をたべる!
残雪期キケン! 確かにそんな道だった!足を滑らせれば間違いなく下まで落ちる・・・・・
やっと剣御前の看板が出てきた! そこで昼飯だ!
それにしてもこの天気はいつまで続くのだ?・・・・・・
青空がみたい!
剣御前小舎にて昼食を食べた後、雷鳥谷を降りテント場近くまで帰ってきた!
ここまで来れば目の前がテント場だ。。テント場周辺を散策する人たちがいた!
ここで一周! 右から行って左から帰ってきた!
昨日、転落事故があった橋だ・・・。慎重に渡ろう・・・・。
13:39 立山縦走完了! 後ろの山の稜線を歩いてきた! 雲の中・・・・・・
すべての撤収準備を終え、最後に1杯のコーヒー・・・・・。
帰りは地獄谷を通らず雷鳥荘側から帰った! テント場が遠くになっていく・・・・・。
室道に到着!バスが見える。 あの辺りは雪の大谷で5月には、16Mの雪の間をバスが走る所だ!
そう言えば・・室道のコインロッカーにザックを預け、手ぶらで一ノ越に行った話を聞いたぞ!!
これがそのロッカーなのかな?
このケーブルカーを降りれば立山駅だ。
人生初の 3000M ! かなり楽しかったです!
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( ちょっと講釈! )
今回の登山では、テントにするかツエルトにするか最後まで悩んでいた・・・・
とりあえず両方車に積み込んだ。 山に向かう道中で決断しようと考えた。
テント=約2000g防水防風バツグン! 一方 ツエルト=約900g防水防風いま一つ・・。しかし工夫しだいでバツグンになる
最近は装備の軽量化にはまっている。なぜなら装備を軽くすればするほどより自然に近づくことに気づいたからだ。
無理なく遠くまで歩ける。だからこそ沢山の熱を感じ、沢山の風を感じることが出来る!
その為に知恵を絞りながら道具を自分でつくり、また道具を組み合わせたりする
必要最小限の装備だけど不便ではない!不便であっては楽しくない!
今回の登山でもし重装備でいたら、きっと悪天候と荷物の重さに負け雄山あたりで引き返していたのではないだろうか・・・・
とかゆーて 「やっぱりテントだよねー」って言っている自分が容易に想像できる!
やっぱりどんな形であれ自然と遊ぶのはほんとに楽しい。
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